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ADHD(注意欠陥多動性障害)のための頭部調整


東京自由が丘ピュール施療院( 03-5701-5701 )から歩いてすぐにある自由が丘の各緑道ではハナミズキの開花時期が終わり、初夏に向けて季節が動いているのを感じます。

先月から、小学校にピカピカの1年生として入学し、ブカブカの制服と身体より大きく見えるランドセルを背負った子供達をよく見かけます。

ランドセルはお子さまの頭や背中を守るという役割があるということですが、素晴らしい発明だと思います。最近のランドセルは軽量化されていて、 1日分の教科書やノート、その他の文房具を入れても5kg以内が’平均だそうですので、私たちの時代(約40年前?)とは、かなり、軽くなっています。

さて、毎年、この季節になると増える、お母様方の悩みは、4歳〜12歳くらいのお子さまの「ADHD(注意欠陥多動性障害)」です。なぜか、男の子に多いのですが、まれに女の子のADHDもいらっしゃいます。

大きく分けて、下記の3つの兆候が見られる場合、「ADHD(注意欠陥多動性障害)」を疑うきっかけになっています。

①注意欠陥
いろいろなことが次から次に気になって集中できないという症状。目の前で起こったことで気になることを遮断することが難しく、気になるものにのみ集中して意識が向いてしまい、今までやっていたことを忘れて、新しいことをはじめる。

②多動性
落ち着きがなく、常に何かを見つけては行動してしまう。 大人になるとある程度は改善されますが、自分では問題を解決できないため、社会活動が難しく、悩んでいる人が多い。

③衝動性
反射的に衝動的な行動や言動をしてしまうため、周りから「理性的でない」「大人げない」と思われてしまうこともあります。 ADHDを持つ子供は困った子供だと思われることが多く、親や親戚などから、 しつけとして頭を叩かれたり、お尻をぶたれる回数も多く、複合的な心理ダメージも増やしてしまいます。

また、叩かれた部位によっては、後遺症となり、身体全体のバランスが悪くなることで、負のループも作ってしまいます。 また、大人になっても、ADHD(注意欠陥多動性障害)が、改善されないと、怠け者と思われてしまうことが多く、本人は周囲から見られていることがわかっていたとしても、自分自身ではどうにもならないことがほとんどです。

1、ADHD(注意欠陥多動性障害)のお子さまの兆候と症状

「ADHD(注意欠陥多動性障害)」については、ほとんどのお母様方が、「ADHDという症状は聞いたことがあるが、詳しくないのと、うちの子は似ているけども違うと思っていました」というようなケースが多く、私たちも医者ではないので、「ADHD(注意欠陥多動性障害)」という診断は出来ませんが、独自のスケールを用いてみると、下記のリストにあるようなお子さまの症状が気になって、来院されるお子さまのほとんどは、「ADHD(注意欠陥多動性障害)」に該当する兆候と症状が見受けられます。

□やる気が’継続しない。
□長時間の授業や宿題が苦手。
□忘れ物や忘れることが多い。
□特定のモノに対しては深い興味を示す。
□学校の担任教師から何度も注意される。
□何度、同じ事を注意されても、また、同じ事を平気で行う。
□決めたことを守ることが出来ない。
□物事を順序立てたり、論理的に思考することが難しい。
□おもちゃや教科書、ノートの整理整頓ができない。
□学校に遅刻がち、出かける時間までに時間が掛かり、遅れてしまう。
□服装がだらしない、または、気にしていない。
□一般的で、当たり前のことができずに何度もしかられる。
□気に入ったテレビゲームやポケットゲームなどには長時間、集中できる。
□場所がわきまえられず、自分勝手な行動をとる。
□うろうろ落ち着きがない。
□衝動的な行動や言動をとってしまう。

現在では、上記のような症状が生まれつき、脳の前頭葉の働きが弱いか、何かに影響されているために起るという説が有力になっています。


また、ADHD(注意欠陥多動性障害)は、発達障害の一種で、脳の機能障害が原因といわれていますが、ADHD(注意欠陥多動性障害)の症状は、子供の頃から見られ、その割合は、男女比では4:1で男性の方が多いことが知られています。


2、ADHD(注意欠陥多動性障害)の問題

ADHD(注意欠陥多動性障害)は、大人になるに従って、少しずつ、改善される、または、自己コントロールできるようになると言われていますが、 ADHDの症状を持つ人の多くは、これらの症状から起る数々のトラブルにより自尊心が低くなっています。

世間一般的にオタクと呼ばれたり、周囲から思われている人は、ADHD(注意欠陥多動性障害)であるケースが多く、好きなことをしていると平均以上に大量のドーパミンが分泌されるという特徴があります。ネットで、よく「萌える」という表現が使われますが、これは、大量のドーパミンが分泌されている状態と言われています。

ただ、特定のモノだけにドーパミンが出るような脳質になると、結果的に、うつ病、人格障害、依存症、不安症、共依存など、新たな問題を引き起こすことも多く、そのため、大人になっても、ADHD(注意欠陥多動性障害)が改善されない方は、人間関係の問題が、極端に複雑になるか、または、極度に孤独であることがわかってきています。

興味深いのは、歴史的に大発見や著名な科学者や思想家、哲学者にはADHD(注意欠陥多動性障害)だった人も多いというデータも有り、ADHD(注意欠陥多動性障害)を持つ人、または、何らかの脳の発達障害を持つ人が多かったそうです。

東京自由が丘ピュール施療院( 03-5701-5701 )では、カウンセリングの後、独自の頭部筋骨調整で、ADHD(注意欠陥多動性障害)の改善施術を行っています。まず、頭部の変形や前頭部位全体のチェックを行い、前頭縫合、矢状(しじょう)縫合、ラムダ縫合、冠状縫合、鱗状縫合と呼ばれる5つの縫合部、特に「縫合の交点」をチェックし、必要な施術を決めています。

また、縫合バランスチェック後、ADHDの子供達に多く見られる、脳の機能不全が疑われている下記の3つの脳の部位のいずれかが、大きく作用している場合は、関連神経にアプローチしたり、脳血流の弱いお子さまには、血流改善の施術を行うこともございます。

■↓ADHDの子供達に多く見られる3つの脳の部位とそれらの役割

・右前頭前皮質
主に実行機能、対立する考えを区別する能力の他、現在の行動によってどのような未来の結果が生じるかを決定する能力、確定したゴールへの行動、成果の予測、行動に基づく期待、社会的な”コントロール” (もし行ってしまったら、社会的に容認できないような結果を引き起こすような衝動を抑制する能力)に関係している。

・大脳基底核の尾状核と淡蒼球
運動調節、認知機能、感情、動機づけや学習など様々な機能を担っており、 覚醒に強く依存する他、喜び、痛み、怒り、激情、パニック、闘争応答や基本的な性的応答を司る脳の深部構造との情動に関する経路にも強く依存している。

・小脳虫部
前庭器官や延髄と密接な関わりがある。 立位や座位、歩いていてもふらつく人は、 体の中心線(体幹)の平衡感覚を司っている小脳虫部に 障害がある可能性が高い。

東京自由が丘ピュール施療院では、ADHD(注意欠陥多動性障害)のお子さまの改善施術を行いながら、症状に応じて脳の特徴を能力として活かすアドバイスも行っています。

ADHD(注意欠陥多動性障害)のお子さまの改善施術にご興味がある方、お子さまにADHDの兆候が見られ、気になっている方。改善対策の重要なポイントの1つが「早期発見、早期対応」です。もし、おかしいなと気づいたら、お早めにピュール施療院にお電話( 03-5701-5701 )、メール( information@pur.co.jp)、または、下記のフォームから、どうぞ、お気軽にお問い合わせください。心からお待ちしております。 私たちが長年、研究し、身につけた施術で、お子さまの成長力アップのお役に立てるとうれしいです。

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